都内パワースポットへ縁起さんぽ、
今回は東京都港区愛宕一丁目『愛宕神社』です。
愛宕神社は徳川家康が江戸幕府を開くにあたり、江戸の守りとして創建された神社。
関東大震災、東京大空襲の度に焼失しているので現在の社殿は再建されたものになっているそうです。

春になると神社の下には美しい桜並木も拝める港区名所のひとつですよね。
そして何より都内でも知られたパワースポットひとつ。
ちょうど、テレビ番組「KinKi Kidsのブンブブーン」でもタレント島田秀平さんが都内注目のパワースポットとして紹介していました。
その云われは何と言っても『出世の石段』ですよね。
愛宕神社の「出世の石段」

島田さんによると、出世運・仕事運にご利益があるとされる愛宕神社で必ず行ってもらいたいというのが「石段を登る」。
この石段は「出世の石段」と呼ばれ、良く知られていますよね。
島田さん曰く、『江戸時代に徳川家光の一行がここを通った際に、石段の上に咲き誇るきれいな梅の花を見た将軍が「誰か取って参れ」と言ったそうです。
そこに1人の無名(四国丸亀藩士)の武士・曲垣平九郎(まがき)が馬で駆け上がって梅を手折り、将軍へ見事献上したそうです。
家光公もあっぱれと評し、一瞬にして大出世したというエピソードがあります』と紹介されていました。
実際、境内にもその旨が書き記されているようですね。
日本一の馬術の名人と名を馳せるとともに『出世の石段』の名も全国に広まっていったそうです。
以来、石段を登って参拝することでご利益にあやかれるとの事から、今でも仕事や出世の運気を上げるパワースポットのひとつとされているそうですね。
実際には曲垣平九郎が登る前に、3名ほどの武士が挑戦したそうですが全員失敗。
平九郎だけが無事成功したと伝えられているそうです。
そんな云われも影響しているのかもしれませんね。

こちらがその出世の石段の下。目の前で見るとかなり急なのがわかりますね。
出世の石段(正面男坂)は86段あるそうです。

登ってみると年齢に関係なく、結構キツイんじゃないでしょうか。
女性やご年配の方は途中休まれる方も多いです。

ゆっくり登って1~2分程度で登頂。登ってみると見晴らし良いですね!
これで仕事運もアップ!?

参拝後は最後に境内の「招き石」を撫でて福を身につけていきましょう!
まだ登ったことのない方はぜひ一度足を運んでみては。

【愛宕神社アクセス】
東京都港区愛宕一丁目5番3号
・日比谷線「神谷町駅」より徒歩5分
・銀座線「虎ノ門駅」より徒歩8分
・都営三田線「御成門駅」より徒歩8分
・JR「新橋駅」より徒歩20分
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