東京都内のパワースポットを縁起さんぽ。
今回は東京都台東区・浅草寺にあるパワースポット《三峰神社》へ縁起さんぽしたいと思います。
浅草寺にあの三峯神社の末社があるのをご存知でしょうか?
『三峯神社?浅草に?』と思われる方も多いかもしれません。
実は浅草寺境内の奥の奥に、あの三峯神社の末社がひっそりと祀られている場所があります。
浅草寺の『三峰神社』へ!

東京都内最古の寺で屈指の観光スポットの浅草寺。
今や国内観光者より外国人観光客でいっぱいですね。
連日境内は多くの人で賑わっています。常香炉は人でいっぱい。賑わってますねー。

さらに初詣/三が日の参拝者数ともなると何とその数およそ300万人!
仲見世から本殿周辺は大変な人であふれるのがおなじみの光景です。
浅草寺「三峰神社」

そんな屈指の人出で常ににぎわう浅草寺でありながら、意外と知られていない知る人ぞ知るというパワースポット。
実はあの関東屈指のパワースポット三峯神社の末社を勧請したとされる『三峰神社』が浅草寺境内にはあるんです!
場所は影向堂のさらに奥、花やしき通側

雷門から仲見世通りを抜けて本堂の左隣り、影向堂の斜め向かいあります。
ちょうど花やしき通からの入口のところですね。

影向堂も商売繁盛の大黒天が祀られる金運アップの祈願スポットですが、そこを抜けてさらに一番奥。
こんな一番奥まったところに三峯社があるんですね。
本当にひっそりとした小さな社なので、あまり目立たず見落としてしまうかもしれません。
こちら。

《三峰神社》
埼玉秩父の神社、白い御守りでも大変話題のあの三峯神社の神様をお迎えする社。
浅草寺境内のパワースポットのひとつと云われています。

三峯社:三峯神社とは、秩父の森厳な聖地に社殿を構える古社である。
天台修験の関東総本山とされ、殊に江戸時代には「三峯講」が各地に設けられ、盛んに参詣された。
文化10年(1813)に編纂された「浅草寺志」をひもとくと、境内各所に様々な神社が勧請され、三峯社も弁天山に建立されていたことがわかる。(戦火により焼失も再建)。
本社は三峯に寄せる敬虔な信心とともに、明治初年の神仏分離令以前の信仰の様子を現在に伝えているのである。
記によると、江戸の頃には各地で三峯社が設けられていたそうですね。
火災除け、厄除けといった家内安全を祈願する三峯信仰は各地で信心を集めていたそうで、浅草寺でも境内に神社が勧進(神仏の分霊をお迎えする)されたそうです。
秩父の山深い本社まで行かなくても浅草でも参拝ができます。

金で記された「三峰神社」の前で手を合わせると屈指のパワースポットに縁あるご利益が授かれるかもと、とてもありがたい気持ちになれますね。

人でごった返している本殿を抜けてくると、ここだけ木々の緑に囲まれてひっそりとした雰囲気。
何ともいえない力を感じられるかもしれませんよ。
秩父山奥にある屈指のご利益とされる神社が浅草寺でもお参りできるので、浅草に行かれた際にはぜひ探して参拝してみては!
アクセスマップ
浅草寺の三峰神社のマップはこちらです。ご参考に!